金色のコルダ

金色のコルダ・感想ってキーワードでいらっしゃった方がいたようなので
感想らしきものをひとつ。


かなり難易度の高い、硬派なネオロマンスです。
アンジェシリーズのように「全員手玉に取ってやるゼ!」って気持ちだとまず攻略不可能。
攻略対象に合わせて的を絞って育成していかないと、ベストエンドにたどり着けません。
的を絞ってもダメだったりします。あっという間に時間オーバーとかザラ。
普通エンドなら適当にやっていてもまぁ、たどり着けたりするんだけどね。
ベストを狙うなら本当に考えてやってかないと、でした。


ゲームは第1セクション〜第4セクションまでの4区切りで進行。
恋愛イベントも4段階で、基本的に1セクションで1イベント、って感じで攻略するのです。
で、同じ段階のイベントでも何種類かあって、
どれになるかは親密度とライバル度、各パラメータで決まる。
当然、ベストを狙うには親密度・ライバル度がそれなりに高くないとダメ。
イベントスチルを集めるにも、親密度・ライバル度が必要、なんだけど・・。


ライバル度、あがらねぇ〜!!(特に第1セクション!)


もうね、第1セクションでライバル度高めイベントを見る大変さがね〜。
後にいくほど余裕ができるんだけど、第1セクションの難易度の高さが泣ける。
ここだけは、かなり的を絞らないとどうにもならない。
この、最初の難しさが他シリーズとは一味違った感じでした。
育成部分に重きを置いた感じっていうのかな。
関連パラメータも多くて、どれが関係しているのかがわかり難かったのも
他シリーズとは一味違った。


育成部分は、これが意外と楽しい。
練習を重ねると演奏が確実に上手くなっていって
それがちゃんと実感できてなんだか妙に楽しい。
楽器が弾ける楽しさ、みたいなのをきちんと味わえて、
色々な曲を練習したくなる。
(まぁ、その欲望のまま曲練習ばっかりしていると
恋愛部分は全く進行しなくてネオロマンス形無しになっちゃうけど)


恋愛部分はあっさりめかな〜。
進行状況もわかりにくかったりしたし。
ま、でも、そのアッサリさがゲーム背景と合っていたので、個人的には問題なし。
何より、育成部分が思いの外楽しくて燃えます!
育成部分に燃えることができたら、かなり楽しめるゲームかと。
他シリーズのように燃えるような恋愛部分を楽しみたいなら、イマイチかもしれない。
恥ずかすぃ〜言葉を吐いたりはしないから。