友達から届いたメールは、乗り切った・やりきった感があふれていて、あぁいいなぁ〜と、素直にそう思えるものでした。読んでいて清々しいような何だかとても良い気持ちになれたし、それとちょっとだけ羨ましかったかな。


私が前の会社を辞めたのは様々な理由があっての事だったけど。その理由の1つは、やった仕事が日の目をみない、次に繋がらない虚しさってのがあったわけで。中心で動いていた人間が言うのもあれだけど、客観的にみても大変な思いをして毎日働いていたと思う。それこそ、生活やら人間らしさやら健康やら、ありとあらゆるものを犠牲にして働いていたと思うわけで。
そんな状況だったけど、幸いなことに周りの人たちには恵まれいて。一緒に働いて尊敬できたり勉強になったり楽しかったり。仕事自体も、色々思う事、言いたい事はあったけど、内容はやりがいのあるものだったなと思う。もうあれ以上は限界だったと思うし、撤退するしかなかったとも思うけど、あそこまでみんなでがんばったからこそ日の目をみてほしかったなぁとも思うわけです。形として残って欲しかった。外からの反応とか、知りたかった。今でも当時の人たちと会うと、「また同じメンバーで、今度はもっとちゃんとした体制で仕事したいね」って、自然とそんな話になったりするのが財産だなと思うし、その事実で救われてはいるけれども。


そんな思いを抱いている、昔同じ業種で働いていた私には、ちょっと眩しいメールでした。詳しく色々聞いたわけではないし、私は私の経験から察するしかできないけれど、無事終わってよかったねぐらいしか言えないけれども。周りに恵まれたと思える中で仕事ができて、結果や反応がきちんと返ってくるって、当たり前のようで実はかなり恵まれてると思うのよ。今回の経験を次に活かしてがんばれよ〜ってな気分です。陰ながら応援してるよ。


気持ちがほっこり暖かくなるような、そんなメールでした。こういうのは刺激にもなるし、やっぱ嬉しいもんだね。