ライター狩りその後

前日、ライターを受け取ってこいとの厳命を下されていた私は、指示通り手荷物検査の係員に言ったわけですよ。「昨日友達が預けたライターを受け取りたいんですけど」って。
私が聞いた女性係員さんは、頭にハテナマークいっぱい出しながらボスらしき男性係員を連れてきたわけです。で、その方にもっかい同じ事を言ったわけですよ。「ライターくれ」って。
そしたらね！「預り証はお持ちですか？」ときたもんだ。いやいや、そんなものは無いですよ、って。友達は昨日、函館から、羽田へ、飛び立ったんだってば。預り証をどこで受け取れっていうのよ？預り証受け取る暇があったら、ライターを受け取るってば。
一生懸命状況を説明したんだけど、係員さんは「預り証が無いのにライターを預かるって事は無いんですよ。預り証が無いって事は、本人は預けたつもりでも空港側は破棄として処理していることになりますね」の一点張り。あまりに自信満々に言うから、段々「私の勘違い・・？もしかしてあの電話は夢の出来事・・？」って気になっちゃいまして。「もっかい本人に確認してみます・・」と一旦引き下がった私。
でもね。本人は仕事中で連絡つかず。途方に暮れましたよ、さすがに。どうすりゃいいのよ？
結局、さっきの係員さんが「覚えのある係員が見つかりました！ライターお渡しします！」と私のところにきてくれて事無きを得たんだけど。係員さんに連れられて受け渡し場所まで行ってみたら、ちゃんとしっかり私の名前が控えられていた。身分証明がいるのかと思って待ち構えてたら、口頭確認だけであっさりライターゲット！
えぇ〜？！さっきまであんなに喧々諤々だったのに、最後はこんなにあっさりですか？厳しいのかそうじゃないのか、さっぱりわからんよ。なんだかなぁ。函館空港預かりってのも、ねぇ・・。2度と函館来ない人は諦めろと？1個も2個も一緒のような気がするんだけどなぁ。