シュノーケリング <戦い>

3日目の予定を全く決めていなかった私たち。前日、無事シュノーケリングの予約が取れたので、この日はシュノーケリングに繰り出すことに。お昼頃、石垣港からシュノーケリングポイントに向けて出発。この日の敗因は、プランの内容を知らないままに繰り出したことですかね。昨日から負けっぱなしですよ、私。


てっきり近くの小島にでも行って、そこでシュノーケリングを楽しむのかと思ってたの。が、連れていかれた場所は海のど真ん中。おっきな船が浮かんでますよ。まさかとは思うけど、まさか、ねぇ・・。


おっきな船に移動させられました。その船を拠点に、船の周りでシュノーケリングを楽しむんだと。


ほら、私ってば生粋の山国育ちじゃん?海って馴染みがないじゃん?もうね、陸が見えないって事が激しくプレッシャーなのですよ!逃げ場がないっ。逃げ場がないよぅ〜。シクシク。


1時間ぐらいなら大丈夫なの。1時間ぐらいなら。なんだけど、それを超えるとかなりの確立で船酔いするんですよ。昔サンセットクルーズで激しく酔ったりとか、佐渡島行ったときもダメだったし、その他もろもろ。その時の記憶が蘇って、だから余計にダメなんだよね。昔の記憶が自己暗示になっちゃってるというか。加えて、海の上故逃げ場がないってのがプレッシャーになるしな。わかってたら酔い止め飲んだりしたさ。事前準備したさ。小島に連れていかれるんだと思ってたんだもんよぅ〜。


2時間ほど時間がありまして。船の上にいなきゃいいんだ!とひたすらシュノーケリングを楽しんでたんだけど、1時間もたった頃やっぱり具合悪くなりまして。波に漂ってるうちに酔ったらしい。しょうがないので船に非難。丸くなりつつ、気を紛らわせつつ、ひたすら時間が経つのを、迎えの船が来るのを待つのみです。


ところが、ここで思わぬ敵が。

折りしもこの頃は台風が猛威を振るっていた頃で。私たちが行った頃は16号が去り18号が来る直前という超狭間、ナイスタイミングだったのですが。18号さんのお陰で、波がだんだん高くなってきたんですよ。スタッフも「明日はダメだな」とか言っちゃうぐらい台風到着直前だったので、波が徐々に高くなるのよ。船の揺れがだんだん、だんだん・・っ。助けて〜っ。

さらに。この日シュノーケリングに参加していたのは、私たちの他に2グループいたんですが。そのうちの1人がオプションで水上スキーを申し込んでいたらしいのね。が、手違いで準備が遅れている模様。スタッフさん、笑顔爽やかに私たちに通達。

「みなさ〜ん!シュノーケリングの時間、30分ほど延びま〜す!ごゆっくりど〜ぞっ!」

泣いていい?泣いても・・。