マイネリーベ 優美なる記憶

めくるめく耽美な世界をあなたに!くわしくは公式サイトでどうぞ。多分、ちょっとビックリするよ、その世界感に。


というわけで、乙女ゲーム(ってくくりでいいのよね?)マイネリーベです。

数年前、GBA版が発売されていたという事実を知っている人は限りなく少ないというか、GBA版を持っている人は筋金入りの・・というか。ごめん、あまり深く突っ込まないで。このお耽美な世界には全く興味なかったし、原画者さん(有名な方らしい)の事も全く知らなかったけど、きっちり買ってたよGBA版。システム周りはコナミだったので面白いだろうと思ったしさ〜。


で、PS2版。


良くも悪くもGBA版を忠実に移植した代物でした。イベントの追加もないしな。イベントはほんっと〜に少なくて、知ってたけど、知ってたけど・・・っ!って感じ。もう少し追加してくれてもよかったと思うんだけどなぁ。

追加要素は声が付いたのと、質問に対してナイスな答えを返すと画面中にバラが咲き乱れるぐらいか。あ、でも、声付き、結構良かったかも。世界観が広がってたと思う。うん。バラ咲き乱れも、今になって思えば世界観を広げる面白システムだと思うし。

いえね。このゲームではバラが咲き乱れるってのは、つまり相手好みの答えを返したってことでね。なのでね。ゲーム中の私の思考は、「バラ咲き乱れる=ふっ。お前の好みは見切った!」ってなっていてね。「私の手の上で踊るがいいさ!」って感じでね。つまり、攻略上の目安ぐらいの認識しかなかったのよね。でも、今考えるとあのバラは。単純だけど世界観を上手く表現した、なおかつ笑える、なかなかの演出だったような。うん。

GBA版で遊んだ時に思ったんだけど、このゲーム、とにかく「耽美」って方向性で突き抜けていて。その突き抜けっぷりがむちゃくちゃ気持ちよかったんだけど、PS2版でも相変わらずで。その点は好印象でした。どうせやるなら思いっきり!って感じが好印象。女同士の友情も皆無で、そりゃもうスバラシイまでの表面だけの関係っぷり。そのはっきりした方向性もまた気持ち良く。イベントはもう少し増やしてもよかったと思うけどさ。イベントスチルももうちょっと増やして欲しかった、頑張ってほしかったと思うけどさ。まぁ、目をつぶろう。GBA版からプラス2000円で、フルボイス・バラが追加って感じかな。微妙なところだけど、ギリギリ許容範囲でした。


あ、そうそう。忘れるところだった。
個人的に特記しておきたいのは、クイックセーブ&ロードシステム*1。いや、これもう素晴らしすぎです!グッジョブ、コナミ!見習え。他会社も見習え!!

このシステムのお陰で、この手のゲームで初めてコンプしそうです、私。このシステムにGBA版からプラス1000円した気分だ。


ちなみに。このゲーム、条件がそろうとオマケ要素が登場するんですけど。色々な要素が重なって最初に攻略したオルフェ、こいつのベストエンドを見るのにものすっご〜く手間取った為、他のキャラのオマケを出すのにものすっご〜く苦労する羽目になっている事を記しておきたいと思います。

システムのお陰で初めてコンプできそうな今日この頃、どうせならオマケ要素もコンプしたいわけで。

あ〜もうっ、オルフェ!あんたのせいで、他4人の条件がものっそ厳しくなってるんですけど!後4人のオマケがものっそ遠いんですけど!!

*1:R1+L1でセーブ。R2+L2でロード。1箇所しかセーブできないけど、かかる時間は1秒とかそんな。電源切るまで有効。間違えた時のやり直しの時に激しく便利。