ドラゴンクエスト展@森アーツセンターギャラリー

開館22時までという、社会人にも優しいシステムのドラクエ展。ドラクエに出合ってすっかりゲーム好きになった身としては外すわけにはいきません。
というわけで、ドラクエ展です。

どんな内容の展示か想像つかなかったんだけど、いわゆる美術館の展覧会というより資料を展示するアトラクション、って印象でした。最初に職業選んで簡単な謎解きをしながら過去の作品を振り返り、今後のシリーズ展開を期待させて終了みたいな。
各作品の印象的な場面がパネルになって一面に張られている部屋があったんだけど、これがとにかく懐かしかった。生誕25周年ってことは、一番古い作品は25年前なのにビックリするぐらいしっかり覚えてた。「ここで黄金の爪取ったよね〜」とか「カンダダがさ〜」とか。「ホイミン…!」「2番目王子がさ…」とか。本当に懐かしかったデス。会場のあちこちから同じような会話が聞こえてきたのも面白かった。同じような年の大人が目をキラッキラさせながらあ〜だこ〜だ言ってたので。なんだか妙な仲間意識を感じたりしてみました。
不思議なもので、古いものほど良く覚えていました。シリーズ全て遊んでいるのに最近のものほど覚えていなかった。昔のは登場人物の名前やストーリーはもちろん、細かい場面まで覚えていたのに。

ゲームの仕様書、キャラクターデザイン、楽譜なんかも展示してあって、こちらも見ごたえありました。とてつもなく限られた範囲であれだけの表現を詰め込むってヤッパリ凄いと思う。個人的には音楽が特に!いつも思うんだけど、単音で何度聞いても飽きない重厚感のある音楽生み出しちゃうのって、やっぱり凄い。
何でもできるから、制約が無いから、良いものが作れるってわけじゃないんでしょうね。色々な技術が進んだ今の方が制約もほとんどなく好きなようにゲームデザインできるんだろうけど、記憶に残ってるのは制約がいっぱいあった昔のモノだったりするので。
……、て思うのは、私がそれなりの年だって証拠なのかな。

キャラクターデザインも、ものっそ面白かったです。堀井さんのラフ画ととりやまさんのデザイン画との乖離がすごかったので。これからこれになるの!?みたいな絵がいっぱいあった。デザインがとりやまさんじゃなかったら、全く違うゲームになってたんだろうなぁ。

会場内にはところどころに(おそらく実物大の)モンスターがいらっしゃいました。そこだけ写真撮影OKだったので、当然撮るよね〜ってことで。

ドラキーは想像よりかなり大きかった、デス。私の半分近くはあったような。もっとちまっとしてるのかと思ってたよ、ドラキー。そんなに顔&体部分が大きくてその羽で飛べるんだろうか、ドラキー
写真撮影可だとは思ってなくて携帯しかなかったんだけど、結構本気なカメラでものっそ真剣にアングルとか選んで撮影している人も多数デシタ。あの人たちの写真は結構迫力ある感じに撮れてるんじゃなかろうか。いいな〜、その写真欲しいな〜。


私が行った日ははルイーダさんとリッカちゃんが来場していて、入り口でロトの紋章を手渡ししてもらいました。ものっそ得した気分。二人の写真も撮りたかったな〜。聞いてみればよかった。