夏祭り

もう何年も行ってなかった夏祭りに行ってきた、です。夏祭りって言ってもいわゆる屋台が出て花火があがって、とかじゃなくて規模の大きい盆踊り大会。某ぼんぼん祭り。市民総出の盆踊り大会デス。自由に踊ったりするんじゃなくて、事前に参加申し込みをして、参加するとなったら約20分毎に10分程度の休憩入れながら4時間程踊り続けるという、冷静に考えるとなかなか過酷な盆踊り大会。初めて見た知り合いの感想は「祭りってよりスポーツ…。あの人達はアスリートだ…」と。長年住んでる人間はあれが当たり前だと思ってたけど、言われてみればそうかも。そっか〜、スポーツか。

ひっさびさに行ったら踊りが若干変わっていてカルチャーショック。てか、変わってないんだけどアレンジの踊りが主流になっていてビックリという。
だって、それそれそれそれ!とか、そんな掛声なかったし…!踊りの区切り毎に「ひゅ〜!」とか言いながらジャンプしたりしなかったし…!!ジャンプにいたっては、そんな足腰に負担がかかるようなアレンジして4時間いけるのか?!とか、心配になっちゃったデスよ。今の踊り方ではもたないな私、と確信して帰ってきたのデシタ。


参加グループ毎に衣装を揃えたり踊りもアレンジしたりが当たり前で、だから年々衣装も派手になっていくし踊りのアレンジも原型を留めない程だったりしたんだけど。今年は「派手にしすぎない。踊りもできるだけ基本に忠実に」がスローガンだったそうで。みなさんスローガンに沿って参加していたんだけど、そしたら、何だかちょっぴり物足りなく感じてしまったという…。昔はそれが普通で、物足りなさなんて全く感じなかったんだけどな…。
慣れって怖いですね!こうやって色々な事が過激になっていったりするんですね!
でも、衣装はもう少し自由でもいいかな〜と思ったのでした。バランスが難しいけど、目で楽しめるのって楽しいので。曖昧な表現で難しいけど常識の範囲で楽しめたらいいのにな。

あと、参加者の増加に伴ってコースが拡大、複雑化されいるんだけど。そのせいで、音が聞こえにくい部分があったりメインから外れた感じのところがあったりで、そこがもっと改善されればいいのにな〜とか思ったです。踊り手として参加した事がないと分からないかもだけど、あの感じは踊ってる人すっごいテンション下がると思う。せっかく参加したのに運が悪いとイマイチ盛り上がれないまま終わっちゃうってのは、どうなのかなぁって。音響をなんとかするだけでも違うと思うんだけどなぁ。


ちなみに。踊っている間は飲食禁止だったりします。なので休憩になるとしっかり水分補給するようにアナウンスが流れたりします。個人的に「大人の皆さん。アルコールは水分ではありません!」がものっそツボでした。
群がってたもんな〜、アルコールに。一瞬にしてビール缶の山ができてたもんな〜。なかなかの光景だったデス。